マイナンバーカードに搭載されているICチップには、税や年金などのプライバシー性の高い情報は記録されません。また、ICチップの読み取りに必要なパスワードは、一定回数間違えるとロックがかかり、本人が手続きしないとロックの解除ができないようになっています。

不正に情報を抜き盗ろうとすると、ICチップが自動で壊れる仕組みになっています。

情報の管理に当たっては、各機関で管理している情報のうち、必要な情報を必要な時だけやり取りする「分散管理」という仕組みを採用しています。特定の共通データベースを作ることはないため、まとめて情報が漏れることはありません。

顔写真付きのカードのため、仮に紛失したとしても、第三者が容易になりすますことはできません。また、複雑な彩紋パターンを施すなどの特殊加工により、偽造が困難になっています。

万が一マイナンバーカードや、電子証明書を搭載したスマートフォンを紛失しても、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)に電話で連絡することで、24時間365日利用停止申請をすることが可能です。また、日本語以外にも全10言語に対応しています。